規格 | サイズ | トン単価(円) |
---|---|---|
SD295A | D10ミリ | 78,500 |
D13ミリ | 76,500 | |
D16〜D25ミリ | 74,500 | |
SD345 | D19〜D25ミリ | 76,500 |
D29〜D32ミリ | 77,500 | |
SD390 | D16〜D25ミリ | 79,500 |
D29〜D32ミリ | 80,500 |
関東地区の異形棒鋼市況はSD295A D16ベースが7万4500円と高値圏で推移しています。
関東地区の鉄スクラップ業者で構成する関東鉄源協同組合は5月10日に5月契約の鉄スクラップ輸出入札を行いましたが、結果平均3万4245円と前月1266円の上昇となりました。
これを受け5月12日入荷分より東京製鉄宇都宮工場が鉄スクラップ購入価格を500円引き上げるなど3月下旬以来2か月ぶりの上伸となっています。
一方5月14日までに出そろった普通鋼電炉平成30年3月期の決算を見ると完投の小棒メーカー3社が赤字となるなどメーカーの採算状況は改善されておらず、今回のスクラップ高、また新年度以降の電極や耐火物、合金鉄等の副資材の上昇をうけ電炉メーカーは価格重視の姿勢を一層強めるものと考えられます。
今後の積算等、くれぐれもご注意下さい。