規格 | サイズ | トン単価(円) |
---|---|---|
SD295A | D10ミリ | 67,000 |
D13ミリ | 65,000 | |
D16〜D25ミリ | 63,000 | |
SD345 | D19〜D25ミリ | 65,000 |
D29〜D32ミリ | 66,000 | |
SD390 | D16〜D25ミリ | 68,000 |
D29〜D32ミリ | 69,000 |
関東地区の異形棒鋼市況は12月に入ってもさえない値動きが続いており、市場価格はSD295A D16ミリが6万3千円どころで推移しています。
電炉メーカーの製品主原料の鉄スクラップの値動きがこう着状態に陥るなか、ゼネコンや需要家間では納期見合いの発注に終始する向きが根強く新規商談は限定的となっています。商社や流通が関東地区電炉メーカー各社に投じた11月の明細量は今年最高の9月を境に2ヵ月連続で前月を割り込み、15万トンにわずかに届かない水準まで低下しました。目先も短期的に動意を促す市場材料が見込めず、年内はこのままの状況で推移するものと思われます。地区メーカーは一部受注優先の販売対応も聞かれるが、数量の持ち直しが見込みにくいだけにおおむね採算重視の姿勢を堅持しています。