規格 | サイズ | トン単価(円) |
---|---|---|
SD295A | D10ミリ | 70,000 |
D13ミリ | 68,000 | |
D16〜D25ミリ | 66,000 | |
SD345 | D19〜D25ミリ | 68,000 |
D29〜D32ミリ | 69,000 | |
SD390 | D16〜D25ミリ | 71,000 |
D29〜D32ミリ | 72,000 |
関東地区の異形棒鋼市況は、SD295A D16ミリがトン当り6万6千円中心で推移しています。計画されている工事物件の手配も遅れていることもあり、引き合い及び取引量が低迷しています。電炉メーカー製鋼主原料の鉄スクラップ買値が下値寄り展開になっているなかでメーカーの受注量は前月に引き続き、出荷量を下回る状況が続いています。
大型案件として豊洲、外郭環状道路関連での受注が見込まれていますがマンションなどの計画は現場や設計段階での遅れもあり、需要の回復は後ろ倒しされ足元の期待感は薄まっています。
東京製鐵鰍ェ異形棒鋼の8月販売価格を据え置きましたが、関東マーケットに対して影響はなく、関東地区電炉メーカーは今後も価格維持に注力する構えを示しています。8月の夏休みをひかえ、鉄スクラップの相場動向とメーカー各社の対応が注視されます。