異形棒鋼相場情報 2013年8月6日



規格 サイズ トン単価(円)
SD295A D10ミリ 64,000
D13ミリ 62,000
D16〜D25ミリ 60,000
SD345  D19〜D25ミリ 62,000
D29〜D32ミリ 63,000
SD390  D16〜D25ミリ 65,000
D29〜D32ミリ 66,000

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相場基調

関東地区の細物電炉メーカー三興製鋼鰍ニ褐山工場の共同販売会社、ウィンファーストは8月の契約販売価格に関してトン6万円を上回る販売価格が必要であるとの認識を示しました。三興製鋼鰍フ鈴木社長は「国内の鉄スクラップ市況が底打ちし、需要が増加している現状を踏まえて引き続き販売価格を再生産可能なレベルであるトン6万円以上に」を表明しました。また関東地区有力ベースメーカー合同製鐵鰍ヘ8月契約で鉄筋棒鋼の販売価格を前月比トン3000円引き上げると発表しました。電力料金は燃料費調整制度により上昇傾向にあり、トン1000円以上のコストアップになる。鉄スクラップの電炉メーカー買値も3万円超えを維持しており、棒鋼メーカーの収益確保の困難な状態が続いている。今回の値上げを第1段階として、マーケットへの浸透をみながら追加的に販価を引き上げ再生産可能な価格にもって行くことが急務だと表明した。製鋼主原料の鉄スクラップ価格は商社とのヒアリングでは、今後は3万〜3万5000円高止まり推移を予想。副資材始め固定費が上昇し電力料金引き上げも控えてることから関西、東北地区メーカーも6万円以上の形成に注力し販売姿勢を強めています。今週末から盆休みに入りますが休み明け以降メーカー動向、異形棒鋼市況が注目されます。