規格 | サイズ | トン単価(円) |
---|---|---|
SD295A | D10ミリ | 57,000 |
D13ミリ | 55,000 | |
D16〜D25ミリ | 53,000 | |
SD345 | D19〜D25ミリ | 55,000 |
D29〜D32ミリ | 56,000 | |
SD390 | D16〜D25ミリ | 58,000 |
D29〜D32ミリ | 59,000 |
東京製鉄鰍ヘ12月17日に来年1月契約の製品販売価格に関して条鋼類の実行販売価格を値上げすると発表しました。H形鋼、I形鋼、溝形鋼をトン3000円、異形棒鋼を2000円それぞれ値上げすると発表した。
10月契約以降は販価据え置いてきたが市況の下押しで当社の販売価格も一部下げたことから条鋼類の実行販価を戻していくとした。東鉄は「条鋼類は来春まで、都市開発プロジェクトや物流倉庫など、中小物件から大型物件まで着工件数が相当数で見込まれ、また衆議院総選挙で自民党が圧勝したことで、新政権による公共事業の復活、鋼材需要の盛り上がり期待から、条鋼類の値上げ環境が整ったと判断した」(今村常務取締役営業本部長)とコメントをした。
関東地区の異形棒鋼市況は模様眺め展開。市況価格はSD295A D16ミリが5万3000円どころで推移しています。11月に年内納入物件の発注が出た事もあり、落ち着いた荷動きと引き合いで年末を迎えています。
製鋼主原料の鉄スクラップの輸出入札成約価格が市場の想定を越える高値で決まり、国内の製販とも製品市況の下支え材料として好感。市況水準を大幅に割り込む安値を切り上げる動きが出ています。
さて、注目される新春の異形棒鋼市況ですが、年末年始を挟み鉄スクラップ市況見通しに不透明な部分もあり、輸出も含め今後の動向が注視されます。