異形棒鋼相場情報 2012年7月4日



規格 サイズ トン単価(円)
SD295A D10ミリ 62,000
D13ミリ 60,000
D16〜D25ミリ 58,000
SD345  D19〜D25ミリ 60,000
D29〜D32ミリ 61,000
SD390  D16〜D25ミリ 63,000
D29〜D32ミリ 64,000

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相場基調

関東地区細物電炉メーカー三興製鋼鰍ニ褐山工場の共同販売会社、ウィンファーストは7月契約の異形棒鋼販売価格について現在と同価格帯で販売すると発表しました。
受注製品の契約残も多いうえ、鉄スクラップ価格の上昇懸念があることから「メーカーとして安値で受ける状況にない」とし「秋口の物件に対応するため引き続き適正販価維持に努める」として秋以降の需要への期待感を示した。
関東地区での新規商談は期近物件が中心で盛り上がりを欠いた展開が続いています。燃料調整費や再生可能エネルギーの全量買取り制度に伴って電力料金が値上げされるなか、メーカー側は現行圏を維持する姿勢を崩さず、これに対して本格払拭に至らない先安観を背景に流通業者の安値商いが散見され中心値が切り下がりました。また大幅に下落した鉄スクラップも電炉メーカーの購入価格が6月3日現在トン2万5500−2万6500円で推移して底値圏にあり、今月半ばに実施される鉄スクラップ輸出入札の動向が注視されます。