規格 | サイズ | トン単価(円) |
---|---|---|
SD295A | D10ミリ | 63,000 |
D13ミリ | 61,000 | |
D16〜D25ミリ | 60,000 | |
SD345 | D19〜D25ミリ | 62,000 |
D29〜D32ミリ | 63,000 | |
SD390 | D16〜D25ミリ | 65,000 |
D29〜D32ミリ | 66,000 |
東地区の異形棒鋼市況は製鋼主原料の鉄スクラップ相場が続伸していることから、強含みへと移行しつつあります。
鉄スクラップ市況が世界的に底入れし東アジア輸出マーケットも反発したこともあり、国内相場も11月下旬から5‐6000円上昇しました。関東地区の電炉メーカーの鉄スクラップ購入価格はトン3万1500円から高値が3万3000円まで上昇しています。地区内では鉄スクラップの発生薄で入荷が伸び悩む一方、関東湾岸から輸出の船積が堅調で輸出市況が上昇していることも相場を押し上げる要因になっているようです。こうしたなか19日に東京製鉄鰍ェ1月契約の製品販売価格を発表し、異形棒鋼は前月比3千円引き上げました。東京製鉄鰍ェ異形棒鋼を値上げしたのは、3ヵ月ぶりで主原料の鉄スクラップ価格の高騰をあげています。また21日には共英製鋼鰍煦ル形棒鋼の1月販売価格を3千円値上げし6万5000円にすると発表しました。関西地区電炉メーカー2社が販売価格引き上げに動いたことで注目されるのは、関東地区メーカーの1月販売価格の対応です。年末の関東地区異形棒鋼市況は様子見状態が続いていますが、新年は各メーカーの販価発表待ちで強含みのスタートになるものと思われます。