規格 | サイズ | トン単価(円) |
---|---|---|
SD295A | D10ミリ | 66,000 |
D13ミリ | 64,000 | |
D16〜D25ミリ | 63,000 | |
SD345 | D19〜D25ミリ | 65,000 |
D29〜D32ミリ | 66,000 | |
SD390 | D16〜D25ミリ | 68,000 |
D29〜D32ミリ | 69,000 |
関東地区の細物メーカー三興製鋼鰍ニ褐山工場の共同販売会社ウィンファーストは9月の販売価格をD13ミリで6万5千円に据え置き価格の浸透をめざしています。
関東地区の異形棒鋼市況はベースサイズ直送で6万3千円と横ばい。ゼネコンなど需要家の指し値は厳しいがメーカーは再生産が可能な適正販売価格の早期浸透のため採算重視の販売姿勢を強めています。
東京地区のマンション着工床面積は7月は27万6684平方メートルと昨年同月比1.3倍増、6月も25万7003平方メートルと37.5%増と回復しています。東日本大震災の影響によりマンション案件の計画の見直し・中止が出ていましたが、その影響は軽微になっているようで秋口にかけて異形棒鋼需要が増加するとの見方が市況を下支えしそうです。
9月に入って製鋼主原料の鉄スクラップ相場が秋需期待などからの底入れムードが広がりつつあり一部のメーカーが買い値を引き上げており今後の動向が注視されます。
関東地区メーカーの受注量は7月は今年初めて20万トンを超えたが8月は15万トンに減りました。9月からは需要期に入り、底値圏と見て増える可能性がありこの秋が市況動向の転換点になりそうです。