規格 | サイズ | トン単価(円) |
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SD295A | D10ミリ | − |
D13ミリ | − | |
D16〜D25ミリ | − | |
SD345 | D19〜D25ミリ | − |
D29〜D32ミリ | − | |
SD390 | D16〜D25ミリ | − |
D29〜D32ミリ | − |
関東地区の異形棒鋼市況は強含みで推移しています。新規の引き合いは低調ですがメーカー各社はかなりの量の契約残を抱えているため売り急ぐ気配はありません。
製鋼主原料の鉄スクラップ価格は2月に4万円超えの高値をつけ3月に入り調整局面になったとはいえ、3万円台後半の高値圏にあります。メーカーは原料価格急騰による赤字拡大で新規契約の販売価格は7万円を表明しており、引き続き7万円実現をめざし強気の姿勢をかえていません。こうしたなか3月11日の東日本巨大地震と直後の津波で東北と関東地方一部の電炉メーカーに、浸水など大きな被害が発生し設備が冠水したところもあります。東北地方の被害は極めて深刻で電力・原材料供給が寸断されており操業再開のめどは全く立ってないそうです。関東地区メーカーも被害を確認中でまた福島第1原子力発電所での相次ぐ事故に伴う電力不足で計画停電の問題もあり新規商談はストップしております。今後も価格変動が予想されます。ご注意ください。