規格 | サイズ | トン単価(円) |
---|---|---|
SD295A | D10ミリ | 69,000 |
D13ミリ | 67,000 | |
D16〜D25ミリ | 66,000 | |
SD345 | D19〜D25ミリ | 68,000 |
D29〜D32ミリ | 69,000 | |
SD390 | D16〜D25ミリ | 72,000 |
D29〜D32ミリ | 73,000 |
関東地区の異形棒鋼市況は強含みで推移しています。製鋼主原料の鉄スクラップ価格高騰で電炉メーカー各社は、1月契約分の販売価格を1トン6万5千円に値上げしました。
その後2月に入っても鉄スクラップ価格の上昇が続き、関東、関西地区共に高値が4万円を超えました。メーカーは原料急騰による赤字幅拡大から新規契約の販売価格7万円を表明したが、市況の上昇ピッチは鈍くメーカーにとっては厳しい局面が続いています。地区メーカーへの2月の明細投入量は16万4000トンあり、契約残を数ヵ月抱えているため売り急ぐ気配はありません。3月に入って原料スクラップ価格は調整局面に入ったとはいえ3万円台後半の高値圏で推移しており、メーカー各社は引き続き販売価格7万円実現をめざし粘り強く交渉を続けるとしています。また鉄スクラップ相場の変動によっては、販売価格の再値上げを示唆しており今後の動向が注視されます。