異形棒鋼相場情報 2010年8月6日



規格 サイズ トン単価(円)
SD295A D10ミリ 62,000
D13ミリ 60,000
D16〜D25ミリ 59,000
SD345  D19〜D25ミリ 61,000
D29〜D32ミリ 62,000
SD390  D16〜D25ミリ 65,000
D29〜D32ミリ 66,000

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相場基調

関東地区の異形棒鋼市況は約5ヵ月振りに安値が6万円を割り(SD295A D16ミリ)の直送価格はトン当たり5万9千円〜6万円で推移しています。製鋼主原料の鉄スクラップ市況は輸出不振で7月上旬から関東地区、関西地区ともに軟化したことから流通の一部業者が棒鋼市況水準を大幅に下回る見積りが聞かれました。
関東地区の三興製鋼鰍ニ褐山工場の細物小棒共同販売会社、ウィンファースト(鈴木史郎社長・三興製鋼且ミ長)は、8月契約分の異形棒鋼の販売価格の公表を見送りました。5月契約分でトン7万2000円を打ち出し、6‐7月契約分で据え置きましたが棒鋼市況は下げ基調で推移しているため、価格については物件ごとその都度スポット対応すると表明しました。現在他のメーカーも同様の対応をしています。市場は来週12日頃からの夏休みとなるため、実質的商いは18日以降となりますが関東地区では、鉄スクラップ市況に底値感の声も聞かれることから休み明けの動向が注目されます。