規格 | サイズ | トン単価(円) |
---|---|---|
SD295A | D10ミリ | 64,500 |
D13ミリ | 62,500 | |
D16〜D25ミリ | 61,500 | |
SD345 | D19〜D25ミリ | 63,500 |
D29〜D32ミリ | 64,500 | |
SD390 | D16〜D25ミリ | 66,500 |
D29〜D32ミリ | 67,500 |
関東地区の異形棒鋼市況はメーカー直送商いはD16ミリ、ベース6万1500円中心で様子見場面が続いています。昨年9月のピークから、5万円程度値下がりし2007年1月以来の価格水準まで下がりました。
関東地区電炉メーカーの受注は推定で4月は20万トンまで増えたものの5月は16万トンまで減少し、足元の6月も5月並みの水準にとどまりそうな状況です。先行きの需要が不透明ななか、ゼネコンなど実需筋の発注は抑制しています。
東京製鉄鰍フ価格発表以前は価格安定を期待する声も出て、分割発注物件が減少する兆候が見られましたが、関西地区に供給する東京製鉄鰍ェトン3000円値下げしたのが影響し関東地区でも発注抑制の動きが鮮明化しました。
製鋼主原料の鉄スクラップ価格が2万5000円近くまで上昇するなかメーカーは、採算ライン間際まで来ていることから6万円台維持の姿勢を続けています。鉄スクラップ価格は強基調で推移しており、今後の鉄スクラップ相場動向とメーカーの価格対応が注目されます。