異形棒鋼相場情報 2009年06月08日



規格 サイズ トン単価(円)
SD295A D10ミリ 66,000
D13ミリ 64,000
D16〜D25ミリ 63,000
SD345  D19〜D25ミリ 65,000
D29〜D32ミリ 66,000
SD390  D16〜D25ミリ 68,000
D29〜D32ミリ 69,000

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相場基調

関東地区の異形棒鋼市況はメーカー直送商いはSD295A D16ミリベースが6万3000円中心で様子見場面が続いています。
6月3日に関西鉄源連合会が鉄スクラップの共同輸出入札を行いました。落札価格の平均は2万2910円で1万トンの輸出を決め前回の落札価格2万2275円対して約600円高となりました。
国内電炉メーカーは5月は鉄スクラップの購入価格を引き下げるなど、弱気ムードが拡がりました。6月に入り今回の輸出落札価格が国内価格(2万1000円〜2万2000円)を上回ったことから、当面は鉄スクラップ市況下支えとなり相場は底堅い展開が続くとの見方もでています。関東地区電炉メーカーは製鋼主原料である鉄スクラップ価格が2万円台にあり、今後の相場上昇に不安もあることから製品価格は6万円台で維持し、現行販価以下の折り合いを回避する姿勢を堅持しています。市場では鋼材全般が底値圏にきているとの声もあり一部にあった安売り商いは収まっています。またゼネコンも納期の迫ったものについては、6万円台で手当しています。しかし先物については様子を見ており当面は綱引き状態が続くものと思われます。