異形棒鋼相場情報 2009年03月13日



規格 サイズ トン単価(円)
SD295A D10ミリ 75,000
D13ミリ 73,000
D16〜D25ミリ 72,000
SD345  D19〜D25ミリ 74,000
D29〜D32ミリ 75,000
SD390  D16〜D25ミリ 77,000
D29〜D32ミリ 78,000

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相場基調

関東地区の異形棒鋼市況はSD295A D16ミリが72,000円で弱含みで推移しています。
地区では先安観からゼネコンなど実需要は当用買いを続けており、下落基調が続く見通しです。
関東地区メーカーの2月の受注量は1月に比べて約30%増の16万トンと昨年7月以来15万トンを上回りました。2月上旬に底値圏を迎えるとする機運が出てきたため期近物件の手配が動き出したのが主な要因。しかし東京製鉄鰍フ販売価格引き下げを受け下旬にかけて下落ムードが再燃し引き合いが落ち込みました。
東京都の1月の鉄筋コンクリート造着工床面積は30万24,422平方メートルと前年同月比38%も減少しました。さらに着工後も物件の延期や中止が相次ぎ実需は統計上の数字より落ち込んでいるもよう。またマンション販売も不振が続き在庫量が増加しています。不動産業者は赤字を強いられ資金繰りが苦しいために、計画に手が出せない状況です。
鉄鋼主原料の鉄スクラップ価格が1万8,000円まで下落しており、先安観が根強く異形棒鋼市況は今後も弱含みで推移する見込みです。