異形棒鋼相場情報 2008年12月01日



規格 サイズ トン単価(円)
SD295A D10ミリ 93,000
D13ミリ 91,000
D16〜D25ミリ 90,000
SD345  D19〜D25ミリ 92,000
D29〜D32ミリ 93,000
SD390  D16〜D25ミリ 95,000
D29〜D32ミリ 96,000

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相場基調

関東地区の異形棒鋼市況は9月以降は需要が落ち込み市中に先安観が強まり、弱基調で推移しています。
合同製鐵鰍ニ東京鉄鋼鰍フ小棒共同販売会社、東京デーバー・スチールは、11月26日に12月契約の小棒販売価格を1トン当り1万5千円引き下げると発表しました。製鋼主原料の鉄スクラップ価格下落が主な要因で1万5千円の値下げは11月分と2ヶ月連続になり、新販売価格は8万5千円となります。関東地区メーカーは、需要見合いの生産対応から10〜12月は通常比25%の減産を見込み、来年1〜3月は通常比約3割に減産幅が拡大する見通しで、場合によっては4割減産もあり得るとしています。また、三興製鋼鰍ニ褐山工場のD10ミリD13ミリなど細物小棒共同販売会社ウインファーストは11月28日に12月契約分の異形棒鋼販売価格をトン当たり1万5千円値下げ、8万5千円にすると発表しました。関東地区他のメーカーの販価表明はまだありませんが、市場では先の2社と同価格になるのではと予想をしております。年内はゼネコン筋の当用買いによる薄商いのまま弱基調で推移すると思われます。