規格 | サイズ | トン単価(円) |
---|---|---|
SD295A | D10ミリ | 103,000 |
D13ミリ | 101,000 | |
D16〜D25ミリ | 100,000 | |
SD345 | D19〜D25ミリ | 102,000 |
D29〜D32ミリ | 103,000 | |
SD390 | D16〜D25ミリ | 105,000 |
D29〜D32ミリ | 106,000 |
関東地区の異形棒鋼市況は先週末にかけてSD295A D16ミリが10万円と5千円続落しました。関東地区メーカーの販売価格10万円と同価格になり、なお弱含みで推移しています。
8月以降、関東地区メーカーの受注量が月間で10万トン台まで落ち込みました。10月の受注量は11万9千トン前後と前月比約20%増加しましたが、11月も低水準で推移するとの見方が有力です。
マンションの販売戸数が減少するなかで建築計画の見直しを進めており、実需の先行きも不透明感が増しています。
地区メーカーは、11月の生産量を前月比べ10%強減らして需給調整に勤めていますが、市中の下落ムードは一層強まっており弱含み展開が続いています。
製鋼主原料の鉄スクラップ価格が1万円強で推移しており、市中ではメーカーが販売価格10万円を維持するのは困難とみて12月販価発表を注視しています。