規格 | サイズ | トン単価(円) |
---|---|---|
SD295A | D10ミリ | 113,000 |
D13ミリ | 111,000 | |
D16〜D25ミリ | 110,000 | |
SD345 | D19〜D25ミリ | 112,000 |
D29〜D32ミリ | 113,000 | |
SD390 | D16〜D25ミリ | 115,000 |
D29〜D32ミリ | 116,000 |
関東地区の異形棒鋼市況は約3年振りに下落し、SD295A D16ミリが11万円と弱含みで推移しています。製鋼主原料の鉄スクラップ価格が7月の最高値7万円から5万円下落し2年半振りに2万円台を割ったことを受け、市中では先安観が拡がっています。
こうしたなか関西の電炉メーカー東京製鉄鰍ェ10月20日に11月契約分の製品販売価格を発表。異形棒鋼は前月より3万5千円大幅に引き下げ、5万7千円に値下げしました。東京製鉄鰍フ異形棒鋼は関東地区に出回っていませんが過去最大の値下げに関東市場はショックを受けています。
関東地区電炉メーカー各社は販価を11万5千円で据え置いていますが、建設需要の減退に鉄スクラップ急落が重なり、流通及び需要家筋の値下げ圧力は日々強まっています。目先は関東メーカーの11月販売価格対応が注視されます。