異形棒鋼相場情報 2008年07月08日



規格 サイズ トン単価(円)
SD295A D10ミリ 120,000
D13ミリ 118,000
D16〜D25ミリ 117,000
SD345  D19〜D25ミリ 119,000
D29〜D32ミリ 120,000
SD390  D16〜D25ミリ 122,000
D29〜D32ミリ 123,000

現在数量が極めて少なく、価格も日々変動を続けています。
貴社向価格は問い合わせください。

相場基調

関東地区の異形棒鋼市況は製鋼主原料の鉄スクラップ相場が7万円を突破したことで再び基調を強めています。市況は6月に一時上昇ピッチの鈍化する場面も見られましたが、関東、関西の一部の電炉メーカーが7月契約販売価格を5千円値上げし11万5,000円としたことから再び強気に転じています。他のメーカーも追加値上げに踏み切る公算が大きく、市況は12万円に向けて騰勢を強めています。しかし、需要はいぜんとして低迷しており、関東地区6月の明細投入量は5月よりさらに減少し20万トンを切る可能性も出てきました。足元、メーカーの製品出荷平均単価は7万8,000円前後まで上昇しているが鉄スクラップ価格はすでに7万円を突破しており、メーカーの収益性は一段と厳しさを増している。
メーカーは需要減を理由に手綱を緩める気配はなく、減産と販価引き上げで赤字回避し収益改善に注力する考えです。メーカー各社のこうした動きを受け市況はさらに騰勢を強めています。今後のメーカーの販価対応にはくれぐれもご注意下さい。