異形棒鋼相場情報 2008年01月22日



規格 サイズ トン単価(円)
SD295A D10ミリ 売止中
D13ミリ 売止中
D16〜D25ミリ 売止中
SD345  D19〜D25ミリ 売止中
D29〜D32ミリ 売止中
SD390  D16〜D25ミリ 売止中
D29〜D32ミリ 売止中

尚、貴社向価格は問い合わせください。

相場基調

関東地区の異形棒鋼市況は昨年12月から続いていた横ばいムードが一転し、新年に入り強含み感が拡がっています。
昨年末に製鋼主原料の鉄スクラップ市況が急反発し、関西地区で4万3000円以上となり関東地区でも4万2000円と昨年10月初めの高値まで戻しました。今年に入って15日に実施された関東地区2月積み鉄スクラップ輸出入札の平均落札価格は前回に比べて約6,000円高の4万4000円近くで、1万5000トンが落札されました。また同日行われた関西地区の鉄スクラップ共同輸出落札価格は関東地区より約1,000円高く、東西通じて過去最高値の輸出成約で国内のスクラップ市況に大きく影響しそうです。海外では米国産鉄スクラップ価格が高騰しており、需要国である韓国は手当てしやすい日本産鉄スクラップを積極的に調達したと指摘されています。
国内の鉄スクラップ市況は電炉メーカー各社が輸出流出に対抗し購入価格を引き上げるとの見方もあり4万5000円以上になるのではとの声も聞かれます。
関東地区メーカーは現在製品販売を止めており、昨日21日東京製鉄鰍ェ2月契約の異形棒鋼価格を5,000円値上げしたこともあり、市中には地区メーカーの大幅値下げの可能性もあるとしてメーカーの出方を注目しています。この様な状況から現在商いはストップしており、先行き一段高の強基調展開が続くものと思われます。
(尚、新年の異形棒鋼相場価格はメーカーの販売価格が出次第掲載致します。)