規格 | サイズ | トン単価(円) |
---|---|---|
SD295A | D10ミリ | 76,500 |
D13ミリ | 74,500 | |
D16〜D25ミリ | 73,500 | |
SD345 | D19〜D25ミリ | 75,500 |
D29〜D32ミリ | 76,500 | |
SD390 | D16〜D25ミリ | 78,500 |
D29〜D32ミリ | 79,500 |
関東地区の異形棒鋼市況は横ばいで推移しています。
新規商談が停滞しており、様子見の状態が続いています。改正建設基準法施行の影響がいつまで残るのか不透明な情勢で市場に活気がみられません。
国土交通省が11月30日に発表した10月の建築着工統計調査によりますと、鉄筋コンクリート造(RC造)の着工床面積は205万平方メートルで昨年10月に比べて53.0%減少し、鉄骨鉄筋コンクリート造は20万平方メートルで56.8%減少したそうです。
前月比では48.0%増と、着工減に歯止めがかかったように見えますが、改正法施行以前の水準から比べれば低水準で需要の回復にはもうしばらくかかりそうです。
関東地区メーカー各社は10月から販売価格を3,000円引き上げ73,000円にしたものの、需要が減退して新価格が浸透していません。メーカーは大幅な減産を行い販売価格の引き上げに注力していますが、もう少し商売に活気が出てこなければ浸透は難しそうです。
関東地区では一部にメーカーが12月販価を据置いたこともあり、年末の異形棒鋼市況は現行横ばいで推移するものと思われます。