規格 | サイズ | トン単価(円) |
---|---|---|
SD295A | D10ミリ | 76,500 |
D13ミリ | 74,500 | |
D16〜D25ミリ | 73,500 | |
SD345 | D19〜D25ミリ | 75,500 |
D29〜D32ミリ | 76,500 | |
SD390 | D16〜D25ミリ | 78,500 |
D29〜D32ミリ | 79,500 |
関東地区の異形棒鋼市況は地区メーカーの3,000円値上げをうけ強含みで推移しています。しかし市中では改正建築基準法の影響が深刻化しており、新規商談、荷動きともに低迷しています。電炉メーカー各社は11月から前年に比べて2割程度の減産に取り組むようですが予想以上に需要面に影響が出ています。
10月のメーカー出荷量は、前年同月比で10〜15%減少する見通しです。11月〜12月はさらにマイナス幅が拡大するとみられ法改正の影響はしばらく続くことが予想されます。
メーカーは10月契約分から3,000円の値上げを表明したため、流通各社も値上げ浸透を進めたいとするが、新規商談が停滞しているためこう着状態が続いています。
このところ製鋼主原料の鉄スクラップ価格は下がっていますが、メーカーは副資材高などコストアップにより販売価格のさらなる引き上げに含みを持たせています。このような状況から異形棒鋼市況は強基調展開が続くものと思われます。