異形棒鋼相場情報 2007年08月23日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     74,000
D13ミリ     72,000
D16〜D25ミリ 71,000
D29〜D32ミリ 72,000
SD345 D19〜D2 5ミリ 72,000
D29〜D32ミリ 73,000
SD390 D16〜D25ミリ 75,000
D29〜D32ミリ 76,000

尚、貴社向価格は問い合わせください。

相場基調

盆休み明け、関東地区異形棒鋼市況は強含みで推移しています。ベースサイズ(SD295A D16ミリ)でトン7万1千円、D13ミリ7万2千円、D10ミリ7万4千円どころと地合は堅調です。関東地区電炉メーカー各社は8月契約分販売価格7万円を打ち出しており、21日に東京製鉄も9月契約からの販売価格7万円表明しました。
市中では棒鋼をはじめ、型鋼類にも強気ムードが漂っており、秋需に向けて鋼材市況は一段高となる見通しです。足元は季節要因で商い、荷動きともに落ち着いていますが、各メーカーとも4−5ヶ月分の契約残を抱えており売り急ぐ気配は見られません。9月以降大型物件の出件も予定されておりメーカーは需要見合いの生産体制を堅持しています。
製鋼原料の鉄スクラップ価格は秋以降にトン4万円まで上昇するとの観測があり、販売価格の改善が急がれている。「価格面は採算割れの可能性が出ている」(電炉メーカー)としており「造り過ぎ売り過ぎに注意し、適正な販価実現が先決」(同)と、強気姿勢でいることから引き続き市況は強基調で推移するものと思われます。