異形棒鋼相場情報 2007年08月07日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     74,000
D13ミリ     72,000
D16〜D25ミリ 71,000
D29〜D32ミリ 72,000
SD345 D19〜D2 5ミリ 72,000
D29〜D32ミリ 73,000
SD390 D16〜D25ミリ 75,000
D29〜D32ミリ 76,000

尚、貴社向価格は問い合わせください。

相場基調

関東地区の異形棒鋼市況は強含んでいます。ベースサイズ(SD295A D16ミリ)でトン7万円1千円中心。盆休み前で商いは薄いが地合は堅調に推移しています。
地区の電炉メーカー各社が8月契約分の販売価格7万円を打ち出したことで流通サイドの販売姿勢も強気に転じておりメーカー、流通ともに秋口以降の商売をにらんだ展開となっています。
関東地区では9月以降は大型物件の出件が予定されており、メーカー各社は4−5カ月の契約残を抱えており、ロール待ちはベースで2カ月、細物で1カ月かかることから「秋口以降のタイトなデリバリーに対応するため、今は契約残の消化を進めており需要に心配はない」(電炉メーカー幹部)と言っています。また今秋は製鋼原料の鉄スクラップ価格がトン4万円近くに高騰する可能性があり加えて副資材、石油価格の上昇などコストアップ要因はめじろ押しで下げ要因は見当たらないことから異形棒鋼市況は強含みで推移するものと思われます。