異形棒鋼相場情報 2007年05月09日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     73,000
D13ミリ     71,000
D16〜D25ミリ 70,000
D29〜D32ミリ 71,000
SD345 D19〜D2 5ミリ 71,000
D29〜D32ミリ 72,000
SD390 D16〜D25ミリ 74,000
D29〜D32ミリ 75,000

尚、貴社向価格は問い合わせください。

相場基調

関東地区異形棒鋼市況は5月連休後も強含みで推移しています。地区の需要は堅調に推移しており、電炉メーカー各社の契約残は細物D10、D13ミリで4ヵ月、太物D16ミリアップで4−6ヵ月といわれメーカーは実需見合いの生産、販売を徹底しています。
関東メーカー各社は、4月契約からトン3,000円値上げ(建値6万8,000円)しました。
流通サイドは市況7万円台をめざしていますが、新規商談が一服していることもあり、足踏み状態が続くもようです。しかし需要は引き続きおう盛なため、市況には先高観が強まっています。
また、製鋼原料の鉄スクラップ相場は様子見状態が続いており、連休後の電炉メーカーの購入価格はH2ベースでトン3万6,000円前後で推移しています。メーカー各社は大型連休前のように鉄スクラップの在庫を積み増す必要性が少ないため「購入価格が値下がりすることも考えられる」との見方が出ています。
メーカーは実需に会った生産を続け、販売量を落とし契約残の消化を進めるとしており、市況は堅調に推移するものと思われます。