異形棒鋼相場情報 2007年04月18日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 73,000 |
D13ミリ | 71,000 |
D16〜D25ミリ | 70,000 |
D29〜D32ミリ | 71,000 |
SD345 | D19〜D2
5ミリ | 71,000 |
D29〜D32ミリ | 72,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 74,000 |
D29〜D32ミリ | 75,000 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区の異形棒鋼市況は強含みジリ高で推移しており、市況は底堅い展開が続いています。
地区電炉メーカー各社は製品価格の値上げや生産・販売数量の削減を進めているため、流通業者は数量の多い物件ほど見積がしにくい状況が続いています。メーカー各社は製鋼原料の鉄スクラップ価格の高騰に加え、契約残を3−4ヶ月分抱えており、製品の安定供給という観点から生産、販売調整を進めています。
これを受け、流通サイドは売り腰を強めざるをえず、ゼネコンなど需要家筋向け販売価格はトン7万円台を狙った市況展開となっており、在庫品販売価格は7万5,000円近くまで上っています。メーカーが置かれた環境はここしばらく変わらないとの、判断から需要家筋の理解を求めていく姿勢です。
メーカーは4月中、もしくは5月から再値上げを検討しており、メーカー販価7万円乗せを視野に入れています。販価7万円が実現すると28年ぶりとなります。鉄スクラップ価格が4万円を突破する可能性が高まる中、異形棒鋼市況は一段高が予想され高値の展開が続くものと思われます。