異形棒鋼相場情報 2007年04月03日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 72,500 |
D13ミリ | 70,500 |
D16〜D25ミリ | 69,500 |
D29〜D32ミリ | 70,500 |
SD345 | D19〜D2
5ミリ | 70,500 |
D29〜D32ミリ | 71,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 73,500 |
D29〜D32ミリ | 74,500 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区の異形棒鋼市況は強含みジリ高で推移しています。
地区の電炉メーカー各社は4月契約分から異形棒鋼の販売価格をトン当たり3,000円値上げし、建値6万8,000円にしました。今年1月に3,000円、3月に3,000円、4月に3,000円と合計9,000円の値上げとなりました。
製鋼原料の鉄スクラップ価格高騰に対応したもので、流通業者サイドは製品価格への転嫁に急いでおり、市況は7万円をめざす展開となっています。しかし、ゼネコンなど需要家筋の反発は強く、仕入れ高を販売価格に転嫁しきれず適正な口銭が確保できない状況が続いています。一方、メーカーは収益悪化が著しいことから値上げ姿勢は強固な物があり、メーカー販売価格7万円乗せを視野に再値上げを検討しています。こうしたメーカー動きを受け、市場では市況の一段高が予想され28年振りの高値展開が続くものと思われます。