異形棒鋼相場情報 2007年03月23日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     72,000
D13ミリ     70,000
D16〜D25ミリ 69,000
D29〜D32ミリ 70,000
SD345 D19〜D2 5ミリ 70,000
D29〜D32ミリ 71,000
SD390 D16〜D25ミリ 73,000
D29〜D32ミリ 74,000

尚、貴社向価格は問い合わせください。

相場基調

関東地区異形棒鋼市況は、強含みで続伸しています。
東京製鉄鰍ヘ19日、4月契約分から異形棒鋼をトン当たり2,000円値上げし、SD295A D16ミリを68,000円にすると発表しました。東鉄は、鉄鋼需要は国際的に引き続き旺盛で鉄スクラップ等、原材料の確保が困難になりつつあるとして、とくに鉄スクラップは「国際的にメーカー間で取り合いになっている。」と価格高騰、数量確保に懸念を示しました。4月の生産は「原料次第」としており、スクラップの入荷減には減産で対応するとしながらも「国外流出を防ぎたい。」と必要量確保に意欲を強めており、鉄スクラップの高騰は当面続くもようです。
2007年2月の関東地区異形棒鋼出荷量は1月比べて8%増の31万トンとなりました。首都圏の建築需要は依然堅調に推移しており、異形棒鋼市況はしばらく強基調で推移しそうです。
2007年2月の地区異形棒鋼在庫量は、前月に比べ20%減の17万トンに減少しました。圧延ラインの更新により、在庫を積み増していた合同製鐵椛D橋製造所が在庫を減らしたことが要因で、3月は引き合いが増加しているいともあり、さらに需給は引き締まる見通しです。