異形棒鋼相場情報 2007年03月07日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     71,000
D13ミリ     69,000
D16〜D25ミリ 68,000
D29〜D32ミリ 69,000
SD345 D19〜D2 5ミリ 69,000
D29〜D32ミリ 70,000
SD390 D16〜D25ミリ 72,000
D29〜D32ミリ 73,000

尚、貴社向価格は問い合わせください。

相場基調

関東地区異形棒鋼市況は続伸しています。
地区の電炉メーカー各社が3月契約分から3,000円値上げしたことで市況は、ベースサイズ(SD295A D16ミリ)で6万8,000円超えをめざした展開となっています。昨年10月に6ヶ月振りに6万円を突破した後、1月に3,000円、3月に3,000円、計6,000円の値上げをしました。
製鋼原料の鉄スクラップ価格の高騰を背景に電炉メーカー各社が製品価格への転嫁を急いでいることが要因です。
鉄スクラップ価格は足元指標のH2でトン当たり3万3,000円−3万4,000円。昨年10月と比べ5,000−6,000円(約2割)値上がりをしました。メーカーは、製品出荷平均単価は現在6万円を割っているとして製品と原料の値差が深刻な問題となっている。
これを受け、電炉メーカー各社は今年になって2回の大幅値上げを打ち出しました。これに対して商社など流通サイドは仕入価格の上昇分を販売価格に転嫁したことで、市況は一段高となり強基調が続く見通しです。