異形棒鋼相場情報 2007年02月15日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 68,000 |
D13ミリ | 66,000 |
D16〜D25ミリ | 65,000 |
D29〜D32ミリ | 66,000 |
SD345 | D19〜D2
5ミリ | 66,000 |
D29〜D32ミリ | 67,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 69,000 |
D29〜D32ミリ | 70,000 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区異形棒鋼市況は、地区メーカーの1月大幅値上げをうけジリ高が続き、強基調で推移しています。メーカー直送によるベースサイズ(SD295A)が6万5,000円と、おう盛な建設需要を背景に値上げは着実に進んでいます。地区電炉メーカー各社は3月以降6万5,000円の販売価格形成をめざしており、この価格が実現すれば直近の高値となった2004年の水準を越えて、遥かバブル以前の1980年の頃市況再現となります。
電炉メーカー首脳は「07年の鉄スクラップ価格は3万−3万5,000円と予想しており、今回の値上げは原材料価格の高騰を受けたもので着実な値上げで足場を固め、再生産可能な販価に引き上げる」としています。
現在、米国向けの4月積み鉄スクラップ輸出価格がFOBトン6万円に急騰しており、国内外の市場環境は好調に推移しています。これを機に棒鋼市況6万5,000円以上に向けた取り組みが加速する見通しで春先に向けて一段高が予想されます。