異形棒鋼相場情報 2006年12月18日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 64,500 |
D13ミリ | 62,500 |
D16〜D25ミリ | 61,500 |
D29〜D32ミリ | 62,500 |
SD345 | D19〜D2
5ミリ | 62,500 |
D29〜D32ミリ | 63,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 65,500 |
D29〜D32ミリ | 66,500 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区の異形棒鋼市況は、製鋼原料の鉄スクラップ急騰を受け強含みで越年する見通しです。メーカー直送によるベースサイズ(SD295A)が6万1,500円、細物D13ミリが6万2,500円、D10ミリが6万4,500円と1千円値上がりしています。
11月の地区異形棒鋼生産量は35万トン(10月36万トン)と高水準で推移しています。メーカーの納期は1.5ヶ月から2ヶ月に延びており、デリバリーはタイトな状況が続いています。
11月の出荷量は33万トン(10月34万トン)となりました。9月以降は生産量が出荷量を上回っており一部で「造り過ぎ」との声も聞かれましたが、「12月に入って大型物件が出始めている」として各社とも強気の姿勢を崩していません。
地区メーカーは販売価格6万円台乗せが至上命題となるなか、年末に向け本腰を入れている。 「6万円以下は受けない」と強気で製品値上げを浸透させる考えです。直近は鉄スクラップ価格が3万2−3千円と急騰しており、収益改善を念頭に売り腰を強めています。こうした状況から年始の市況は一段高が予想され、強含みで越年するものと思われます。