異形棒鋼相場情報 2006年12月12日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 63,500 |
D13ミリ | 61,500 |
D16〜D25ミリ | 60,500 |
D29〜D32ミリ | 61,500 |
SD345 | D19〜D2
5ミリ | 61,500 |
D29〜D32ミリ | 62,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 64,500 |
D29〜D32ミリ | 65,500 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
年末をひかえて関東地区の異形棒鋼市況は強含みで推移しています。地区電炉メーカーのロール待ちはベースサイズで1.5カ月となっており、現在受注分の納入は1月末以降になります。加えてメーカーは製鋼原料の鉄スクラップ高の転嫁を進めており、市況は年末に向け一段高の様相を呈しています。
現在、関東地区の異形棒鋼出荷量は月間30万トン台半ばと高水準で推移しています。例年、1〜3月は不需要期に入るため出荷量は30万トン前後に減少しますが、2007年はすでに多くの契約残を抱えており、メーカー各社の出荷量は足元と比べてほぼ横ばいに推移する見通しです。
この、おう盛な需要を背景にメーカー各社は鉄スクラップ価格の販売価格への転嫁を進めています。「原料価格が急騰しており製品値上げは必達」と各電炉は強気姿勢を続けています。こうした状況から市況は強含みで越年し、来春は一段高が予想されます。