異形棒鋼相場情報 2006年11月27日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     63,500
D13ミリ     61,500
D16〜D25ミリ 60,500
D29〜D32ミリ 61,500
SD345 D19〜D2 5ミリ 61,500
D29〜D32ミリ 62,500
SD390 D16〜D25ミリ 64,500
D29〜D32ミリ 65,500

尚、貴社向価格は問い合わせください。

相場基調

関東地区の異形棒鋼市況は強含みで推移しています。メーカー直送によるベースサイズ(SD295A)で6万500円、細物D13ミリが6万1,500円、D10ミリが6万3,500円どころです。
10月の関東地区異形棒鋼生産量は、9月に比べ7%増し(昨年9月比6%増)の36万トンに増加しました。今年10〜12月の生産量は7月〜9月と比べて5万〜6万トン減の90万トン前後の予想でしたが、おう盛な需要を背景に100万トン近くに達する見通しです。
「需要を上回る生産量で市況に悪影響を与えないか」との声も市場の一部にあるが、10月の出荷量は5.5%増の34万トンとなり生産量が需要を上回っている。メーカー各社は値上げを進めており、再度需要見合いの生産の徹底を申し合せています。
棒鋼市況は10月に1年半ぶりの6万円台乗せとなりましたがゼネコンなど需要筋の抵抗は強く、こう着状態が続いています。 首都圏のマンション建設が下期4万5千戸程度と予測されており10〜12月は堅調に推移するもよう。このため市況は当面底堅い展開が続くものと思われます。