異形棒鋼相場情報 2006年11月14日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 63,500 |
D13ミリ | 61,500 |
D16〜D25ミリ | 60,500 |
D29〜D32ミリ | 61,500 |
SD345 | D19〜D2
5ミリ | 61,500 |
D29〜D32ミリ | 62,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 64,500 |
D29〜D32ミリ | 65,500 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
11月中旬の関東地区異形棒鋼市況はいぜん強含みで推移しています。メーカー直送によるベースサイズ(SD295A)で6万500円どころ細物D13ミリが1,000円アップ、D10ミリが3,000円アップです。
地区メーカー各社の出荷は好調で、10月の異形棒鋼出荷量は32万トン前後を確保したようです。関東では需要環境は堅調に推移しており、大型物件の引き合いが出るとされる12月に向けて、需給は一層タイト感が強まりそうです。
11月に入り新規の引き合いも出ていますがメーカーロールでは、納入迄に1ヶ月から1.5ヶ月かかるため杭用の鉄筋など期近納期分は、市中在庫品での対応となっています。
製鋼原料の鉄スクラップ価格がトン3万円近くで高止りしていることもあり、メーカー各社は製品値上げに注力しています。「中間期の業績は経常減益のところが多くなっており製品と原料の値差拡大が課題となっている」(電炉メーカー首脳)として、先月トン2,000円の値上げを打ち出しました。市場ではメーカー側の強気姿勢を背景に徐々に市況は切り上がっており当面は底堅い展開が続くものと思われます。