異形棒鋼相場情報 2006年11月06日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     63,500
D13ミリ     61,500
D16〜D25ミリ 60,500
D29〜D32ミリ 61,500
SD345 D19〜D2 5ミリ 61,500
D29〜D32ミリ 62,500
SD390 D16〜D25ミリ 64,500
D29〜D32ミリ 65,500

尚、貴社向価格は問い合わせください。

相場基調

関東地区の異形棒鋼市況は10月に引き続き強基調で推移しています。メーカー直送ベースもの(SD295A)が6万500円、細物D13ミリが6万1,500円、D10ミリが6万3,500円どころ強含み。関東棒鋼の勝部社長(関東スチール且ミ長)は「値上げが浸透している手ごたえを感じている。安値が消え平均が上がってきた」としています。地区棒鋼電炉メーカー各社は10月からトン2,000円上げを表明しており着実に値上げを進めています。
関東地区ではおう盛な建築需要が後押しして、メーカー指定鉄筋屋向け以外の受注は断らざるを得ない状況で、杭などのフリー物件は即納が難しくタイト感が強まっています。 地区メーカーの出荷量は月間32万トン前後と高水準ですが、年内はタイトな状態が続くものと思われます。
一方、製鋼原料の鉄スクラップ価格はトン3万円と高値圏にあり製品と原料価格の値差が縮小しているとしメーカーは販売価格引き上げが至上命題となって売り腰は強く、11月の棒鋼市況は強含みで推移しそうです。