異形棒鋼相場情報 2006年10月25日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 63,500 |
D13ミリ | 61,500 |
D16〜D25ミリ | 60,500 |
D29〜D32ミリ | 61,500 |
SD345 | D19〜D2
5ミリ | 61,500 |
D29〜D32ミリ | 62,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 64,500 |
D29〜D32ミリ | 65,500 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区の異形棒鋼市況は強基調で推移しています。メーカー直送ベースもの(SD295A)で6万500円どころ。地区棒鋼電炉メーカー各社が10月からトン2,000円値上げし、ここにきて6万円台が浸透し市況は昨年6月以来1年半ぶりに6万円台に乗せました。これには首都圏のおう盛な建設需要、製鋼原料の鉄スクラップ価格の急騰が背景にあります。
関東地区メーカーの出荷量は月間32万トン前後と高水準で、鉄スクラップ価格はトン3万円近くで高値推移。メーカー各社は出荷繰りに苦慮しており、原燃料費の高騰にも頭を悩ませています。「製品販売価格に転嫁しないと採算が合わない」(大手電炉首脳)。メーカー各社は強気の販売姿勢を継続する考えです。
棒鋼特約店の在庫販売価格は6万5,000円以上で強含んでおり、11月以降さらに1,000円ほど上昇する見込みで流通業者も値上げ攻勢を強めています。年内は需要環境が良好とされており棒鋼市況は当面強気調で推移するものと思われます。