異形棒鋼相場情報 2006年10月03日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 63,000 |
D13ミリ | 61,000 |
D16〜D25ミリ | 60,000 |
D29〜D32ミリ | 61,000 |
SD345 | D19〜D2
5ミリ | 61,000 |
D29〜D32ミリ | 62,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 64,000 |
D29〜D32ミリ | 65,000 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区異形棒鋼市況は10月に入り強含みで推移しています。
メーカー直送ベースもの(SD295A )が5万9500円〜6万円、細物D13ミリ6万500円〜6万1000円、D10ミリが6万2500円〜6万3000円です。
関東地区電炉メーカー各社は10月契約分から製品販売価格をトン2000円値上げしました。製品需給がひっ迫していることに加え製鋼原料鉄スクラップ価格の急騰に対応したものです。
異形棒鋼市況は昨年6月以来1年半ぶりにトン6万円乗せが目前に迫っています。
地区共同販売会社の東京デーバー・スチール、ウインファーストが2000円上げを打ち出したほか、伊藤製鉄所、朝日工業、関東スチールなど、地区メーカー各社に値上げの動きが広がりました。
ここ1ヶ月で原料鉄スクラップ価格が3000円以上値上がりし、副資材を含めて製造コストが急上昇しています。
需要は増加しており、ロール待ちは1〜2ヶ月と生産日程はタイト。首都圏の建設需要は年内いっぱい続く見通しで、メーカーの活動水準は高いレベルで推移しそうです。このため市況はしばらく上げ展開となる見込みです。