異形棒鋼相場情報 2006年10月03日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 62,500 |
D13ミリ | 61,000 |
D16〜D25ミリ | 60,000 |
D29〜D32ミリ | 61,000 |
SD345 | D19〜D2
5ミリ | 61,000 |
D29〜D32ミリ | 62,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 64,0
00 |
D29〜D32ミリ | 64,500 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区の異形棒鋼市況は9月に入っても強基調で推移しています。メーカー直送ベースもの(SD295A)が5万9,500円どころ、細物D13ミリ 6万500円、D10ミリが6万2,500円前後です。
普通鋼電炉工業会の猪熊会長(合同製鐵且ミ長)は9月4日に定例の記者会見を開き「2006年7月の鉄筋造における建築着工床面積は、前年比15%減(前年同月比25%減)の362万平方メートルに減少したが需要環境について心配するレベルではない。鉄筋用棒鋼は、出荷は高水準で生産量も増加傾向を示している」として足元の需要動向に自信を深めました。価格については「各地域で値戻しが進み秋需を迎えるに当たり一段と強含みで推移する見通し」と分析。また、原料鉄スクラップ価格がトン3万円をめざす展開となっていることについて「メーカーは鉄スクラップだけでなく様々なコストアップ要因を抱えている。製品値上げが加速しそうだ」と語り、採算確保のためトン6万円の市況形成をめざしており強気の販売姿勢を貫く考えです。
足元メーカー各社のロール待ち状況は、1.5−2カ月で生産日程は非常にタイトな状況が続いていることもあり、棒鋼市況は堅調に推移する見込みです。