異形棒鋼相場情報 2006年07月25日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 62,000 |
D13ミリ | 60,000 |
D16〜D25ミリ | 59,000 |
D29〜D32ミリ | 60,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 60,000 |
D29〜D32ミリ | 61,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 63,000 |
D29〜D32ミリ | 64,000 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区異形棒鋼市況は直送ベースもの(SD295A)が5万9000円〜5万9500円と強含みジリ高で推移しています
関東地区電炉メーカー各社は7〜9月にかけて7−10日間炉休定期修理を行います。このためこの間は、需給はタイトな状況が続くものと思われます。
4〜6月の地区異形棒鋼の生産量は月間33万〜35万トンレベルで推移しましたが、7〜9月は30万トン前後に落ち着く見通しです。メーカー各社が定期修理を行うことに加え、老朽化設備の更新工事などが重なり、ロール待ちの状態は1〜1.5カ月程度ですが、さらに納期が遅れる可能性が高くなっています。
流通業者及びゼネコンなど需要家の抵抗は根強いが、電炉メーカー各社は強気の姿勢を崩していません。すでに秋口をにらんだ攻防が始まっており、メーカーは6万円の大台販売価格を視野に入れています。主原料の鉄スクラップは、このところ軟基調で推移していますが他の原燃料費などが軒並み高騰しているためメーカー各社の強気な販売姿勢に変化はありません。