異形棒鋼相場情報 2006年04月26日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     61,000
D13ミリ     59,000
D16〜D25ミリ 58,000
D29〜D32ミリ 59,000
SD345 D19〜D25ミリ 59,000
D29〜D32ミリ 60,000
SD390 D16〜D25ミリ 62,000
D29〜D32ミリ 63,000

尚、貴社向価格は問い合わせください。

相場基調

関東地区電炉メーカー各社の出荷は活発化しており、需要増とともに生産水準も回復しています。
2006年3月の関東地区小棒電炉各社の生産量(輸出含む)は2005年3月比4.2%増の31万 トンとなりました。1月が29万トン、2月は28万トンに減少しましたがここにきて需要が回復しています。
関東地区3月の出荷量は同4.6%増の33万トンと好調で、電炉各社の在庫量は2月に比べて8.7%減の12万トンに減少しました。
4〜6月は需要が盛り上がることから、東京地区の異形棒鋼市場は底堅く推移するものと思われます。3月にひき続き今月もゼネコン筋からの引き合いが増えており、5月の連休明けに注文が集中するとみる向きが多い。また細物メーカーが5月連休にかけて値上げるとの声も聞かれ、ベースものメーカーも強気の販売姿勢を堅持していることから棒鋼市況は強基調の展開が続きそうです。
4月26日現在、市中相場はメーカー直送もの(SD295Aベース)5万8,000円どころ、在庫品(同)6万4,000円前後と前回と変らず。尚、5月の連休をひかえメーカー各社のデリバリーの悪化が予想されることから、納期には余裕を持った対応をおすすめ致します。