異形棒鋼相場情報 2006年03月28日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 61,000 |
D13ミリ | 59,000 |
D16〜D25ミリ | 58,000 |
D29〜D32ミリ | 59,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 59,000 |
D29〜D32ミリ | 60,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 62,000 |
D29〜D32ミリ | 63,000 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
年度末を迎えての関東地区棒鋼市場は、地区電炉メーカーの強気の販売姿勢が市況を下支えており、横ばい商状が続いています。市中実勢はメーカー直送もの(SD295Aベース)5万8,000円中心、在庫品(同)6万4,000円どころで推移しています。
4月を目前に控え新規需要見込みから関東地区メーカー各社は販売姿勢を引き締めています。
今年の1月以降は建築確認申請の遅れなどにより荷動きが悪い時期がありましたが3月中旬に入ると都営住宅工事物件や民間のマンション工事物件の手当てが増えてきています。関東地区ベース、細物メーカーともに慎重な生産、販売姿勢は崩しておらず市況は底堅い展開が続きそうです。
一方、製鋼原料の鉄スクラップ価格や副資材などのコストアップ要因があるためメーカー各社は適正利潤を確保する構えで、4月には販売価格の引き上げの声も聞かれます。本格的需要期を間近にひかえメーカーの今後の動向、市況の成り行きが注目されます。