異形棒鋼相場情報 2006年03月09日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 61,000 |
D13ミリ | 59,000 |
D16〜D25ミリ | 58,000 |
D29〜D32ミリ | 59,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 59,000 |
D29〜D32ミリ | 60,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 62,000 |
D29〜D32ミリ | 63,000 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
3月に入って関東地区棒鋼市場は、新規成約も端境期という需要環境から精彩を欠いていますが、地区メーカーの供給姿勢は落ち着いており値ごろ横ばいで推移しています。市中相場はメーカー直送もの(SD295Aベース)5万8,000円中心、在庫品(同)6万4,000円ところです。
製鋼原料の鉄スクラップ相場は上伸基調が続いており、東京地区の市中価格は2月からトン2,000円上昇しました。関東鉄源協同組合は今日9日、3月契約の鉄スクラップ輸出入札を実施し今回は1万〜2万トンの範囲での成約を予定しているようです。先に行われた、関西鉄源協議の落札価格が1トン2万5,240円だったことから今回の関東の落札価格は上伸の可能性が大きいと関係者は入札結果を注視しています。
関東地区ではベースサイズの需給タイトが市況下支え要因として強く作用しており、今月後半に新規需要も見込まれることから鉄スクラップ価格の動向とメーカー各社の今後の動向が注目されます。