異形棒鋼相場情報 2004年12月24日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 66,000 |
D13ミリ | 64,000 |
D16〜D25ミリ | 63,000 |
D29〜D32ミリ | 64,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 64,000 |
D29〜D32ミリ | 65,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 67,000 |
D29〜D32ミリ | 68,000 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区棒鋼メーカー各社は低調な需要環境に対応し11、12月に続いて来年1−3月も需要見合の生産計画を組んでいます。全国の生産量は今年4−10月累計で前年同期に比べ0.8%減の634万トンと前年並みの水準でした。関東地区では、「10−12月の需要量は前年とほぼ同等」とされ10月に若干膨らんだ地区生産量は11、12月に調整されています。新規物件の発注がずれ込んでおり、目先需要は前項水準で推移する見込みから、各メーカーは適正な生産を維持し需要バランスを保つ考えです。
関東地区の鉄スクラップ価格は9月後半まで下降し9月末から10月前半まで急伸、10月中からは下押しと乱高下してきました。年末はメーカーが越年用の在庫を積み増すことで、例年は値上がりするケースが多かった。今年は輸出低調なことと、メーカー減産などで弱気基調で越年する見通しです。
棒鋼市況は輸出環境が悪化し国内の需要環境もさえない状況が続いていますが、減産で対応するとの認識がメーカー間で広がっており、流通業者間も思惑による先売りは鳴りを潜めています。こうした状況から製品市況は、年明け後も6万3千円前後の価格帯で推移するものと思われます。