異形棒鋼相場情報 2004年11月15日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 66,000 |
D13ミリ | 64,000 |
D16〜D25ミリ | 63,000 |
D29〜D32ミリ | 64,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 64,000 |
D29〜D32ミリ | 65,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 67,000 |
D29〜D32ミリ | 68,000 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区の棒鋼市況は、横ばいで推移しています。地区メーカーは販売価格6万円の姿勢を崩さず、商社など流通業者は唱えを上げていますが、新規物件の引き合いは低調で動意に乏しい展開が続いています。東京地区では首都圏プロジェクトの発注がずれ込んでいることもあり、足元綱引きの状態。また製鋼原料の鉄スクラップ価格が下落していることから製品市況は浮場力に欠けています。しかし各メーカーの出荷は堅調で需要見合いの生産を続けており、需給バランスに緩みは見られません。鉄スクラップ価格はトン2万5千円割れまで低下していますが、メーカーサイドは乱高下の激しい原料の反騰を見込んでおり「販売価格は下げない」(ベースメーカー首脳) 姿勢を明確にしています。
私共、流通業者はメーカーの姿勢が変らないため口銭幅が狭まって、需要家筋との綱引き状態が続いていますがこれから年末にかけて首都圏プロジェクトの出件が見込まれることから、今後市況の成り行きが注目されます。