異形棒鋼相場情報 2004年10月12日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 66,000 |
D13ミリ | 64,000 |
D16〜D25ミリ | 63,000 |
D29〜D32ミリ | 64,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 64,000 |
D29〜D32ミリ | 65,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 67,000 |
D29〜D32ミリ | 68,000 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区の鉄スクラップ相場が年初最高値に並びました。
関東地区電炉メーカーの鉄スクラップ購入価格は、電炉メーカー最大手の東京製鉄の値上げが影響して今年8月の年初最高値に並ぶH2ベース トン当たり2万8500円に上昇しました。地区メーカーの鉄スクラップ購入価格は、指標品のH2で2万8500円前後、直近安値の9月上旬と比べ8500円(42.5%)上昇しました。東鉄はフル操業を行う3連休対策(10月9日〜11日)として入荷促進を図ったため他電炉メーカーも追随値上げに踏み切りました。
東京製鉄・宇都宮工場は9日購入価格を1,000円値上げ(2万9500円)し地区最高値をつけているが他メーカーも運賃補助などウラ対応で価格を上乗せしたようです。また、関東鉄源協同組合の輸出入札が13日に実施されることもあり鉄スクラップ価格の今後の動向が注目されます。
一方関東地区の棒鋼市況はメーカーの販売姿勢が強く流通業者筋は唱えを上げており、ベース6万3千円台を強含みで推移しています。メーカーサイドは6万円大台を固め販売是正の姿勢を継続しており「鉄スクラップ価格が3万円を越すようなら販価6万5千円も考えないと」と目線を高く市況上伸に弾みがつきそうです。