異形棒鋼相場情報 2004年05月27日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 64,000 |
D13ミリ | 62,000 |
D16〜D25ミリ | 61,000 |
D29〜D32ミリ | 62,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 62,000 |
D29〜D32ミリ | 63,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 65,000 |
D29〜D32ミリ | 66,000 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
製鋼原料の鉄スクラップ価格が続落しています。日本鉄源協会は、5月第3週の全国の鉄メーカー鉄スクラップ購入価格を調査、その中値平均を全国鉄スクラップ市況として発表しました。それによると市況動向全体を表す有力指標になる関東、中部、関西の主要3地区の平均価格は1万8500円で今年3月第2週の2万6300円をピークに連続10週間の値下がりで、この間に累計7800円、30%の下押しのなりました。メーカーへの鉄スクラップの入荷はいぜん順調で、また海外市況も値下がりしていることで目先、一段安がみこまれます。
関東棒鋼は25日に定時総会を開き、大塚社長(朝日工業且ミ長)は総会後に会見し「原料である鉄スクラップ価格が一時的に下落してメーカー各社の収益性は改善されたが設備の老朽化、ダイオキシン対策、CO2問題など電炉を取り巻く環境は依然厳しい、将来的な設備投資は膨大なもので適正な利益を考えた販売活動が必要だ」と述べ今夏に向けた製品、鉄スクラップの市況について「メーカー各社は7月から8月にかけて約2週間ほど夏期減産する。このため製品価格は引き続き現状を維持するだろう。原料の鉄スクラップは足元一時的に下落しているが、上昇することを前提に考えるべきだ」と語りました。
棒鋼状況は鉄スクラップ価格が下押すなかメーカーの強気にささえられ強横ばいで推移してます。