異形棒鋼相場情報 2004年05月19日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 64,000 |
D13ミリ | 62,000 |
D16〜D25ミリ | 61,000 |
D29〜D32ミリ | 62,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 62,000 |
D29〜D32ミリ | 63,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 65,000 |
D29〜D32ミリ | 66,000 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区の棒鋼市況は製鋼原料の鉄スクラップ価格の下落を受けて模様眺めの展開ですが、需給は依然タイトな環境にあり、強もちあいで推移しています。メーカーは合金鉄など副資材の入手難や鉄スクラップの反騰を懸念し販売価格6万円を提示しています。各社は、価格維持・改善の姿勢は変えておらず、流通業者も安値受注は回避しています。関東地区の需要は堅調に推移しており当面、強もちあいが予想されます。
鉄スクラップ価格は3月のピークに比べて8千円ほどダウンし1万9千円どころ。13日に行われた関東鉄源組合の輸出入札では1万8千円中心で落札されており、目先は1万7〜8千円程度まで下落する公算です。鉄スクラップ価格の下落は中国の買い控えが背景にあるようですが、6月には在庫が減少し買いポジションに移るとの見通しが多く夏場に反騰する可能性もあります。昨年も4〜6月は下降したが夏場には上昇に転じています。
現在メーカーの販売枠も少なく仕入高にある流通は成約価格を下げられない状況にあり、供給量も絞っていることから棒鋼市況の下押し気配は薄いとみられています。