異形棒鋼相場情報 2004年04月20日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 63,000 |
D13ミリ | 61,000 |
D16〜D25ミリ | 60,000 |
D29〜D32ミリ | 61,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 61,000 |
D29〜D32ミリ | 62,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 64,000 |
D29〜D32ミリ | 65,000 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区の棒鋼市況はメーカー各社が4月から販売価格を6万円に引き上げたことをうけ強含みで推移しています。製鋼主原料の鉄スクラップ価格は下落基調にありますが、製品棒鋼の需給はタイトな状況にありメーカー筋は採算維持を求めて価格改善を推進しています。
流通業者は仕入れ価格が上昇しているために唱えを上げており市況は強基調で推移しています。
メーカー各社は2,3月受注分が出荷に回りつつあり出荷対応に追われ、新期注文のベースもの納期は5月中旬以降になっています。
メーカー間では相当量の明細を確保しているため、販売については落ち着いており今月に打ち出した6万円販価を徹底する構えです。
鉄スクラップ価格は関東鉄源協同組合の4月輸出商談が2万円前後となり、国内でも2万円割れ相場が見えています。メーカー各社は月次赤字脱却が5〜6月には想定されてきたが鉄スクラップ相場は反騰する可能性は常にあるとして製品価格は維持・改善の方向です。ゼネコンなど実需筋からの商談はこのところ一服していますが、連休を挟んで引き合いが出てくるものとみられ5月の棒鋼市況も強基調で推移すると思われます。