異形棒鋼相場情報 2004年04月06日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     63,000
D13ミリ     61,000
D16〜D25ミリ 60,000
D29〜D32ミリ 61,000
SD345 D19〜D25ミリ 61,000
D29〜D32ミリ 62,000
SD390 D16〜D25ミリ 64,000
D29〜D32ミリ 65,000


尚、貴社向価格は問い合わせください。


相場基調

関東地区の細物、ベースメーカー各社は今月から販売価格を6万以上で売り出すことに決めました。 これをうけ流通業者も仕入れコスト上昇を背景に唱えを引き上げており棒鋼市況は強含みで推移しています。 製鋼原料の鉄スクラップ価格は下落基調にありますがメーカー各社の売り腰は堅く当面、上伸基調が維持される見込みです。
ゼネコンなど需要筋の手当ては3月中に一巡して4月に入っての引き合いはやや落ち着いています。 ただ関東地区は再開発物件や高層マンションなど物件量が維持される見通しで需給バランスは保たれるとの見方が多い。
地区メーカーでは減産態勢を堅持しておりロールはタイトな状態が続いています。 このため市況は小じっかりとし、商社など流通は高値成約にシフトしています。
鉄スクラップ価格はトン2万3000円〜2万3500円で、前週に比べ1,000円ダウンし下落基調が続いていますがメーカーでは出荷単価が低く収益はなお厳しいとして6万円台販価を固める意向です。 このような状況から新年度入りした棒鋼市況は引き続き強基調で維持するものと考えられます。