異形棒鋼相場情報 2004年03月23日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 59,000 |
D13ミリ | 57,000 |
D16〜D25ミリ | 56,000 |
D29〜D32ミリ | 57,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 57,000 |
D29〜D32ミリ | 58,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 60,000 |
D29〜D32ミリ | 61,000 |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区の棒鋼ベースメーカー各社は3月契約を5万5000円以上で売り出し予定量を完売しました。4月契約の売り出しに向けて、値上げ幅や売り出し時期など具体的内容の検討を進めています。
ベース、細物メーカー各社は4月契約で6万円以上の販売価格実現を目指していますが、一挙に5千円引き上げるか2回に分けて上げていくのかで考え方が分かれています。流通、ゼネコンなどの立場を配慮して関係者の理解を得て円滑な販価上昇を目指すとのこと。
関東地区では製鋼原料の鉄スクラップ価格は今月に入って反落しているがメーカー各社は販売価格引き上げに力を入れていく方針は堅持。4月も積極的に値上げを進めていく考えです。東京製鉄鰍ェ4月契約で条鋼類を大幅に値上げしたことも追い風になっています。
関東地区では棒鋼の出荷は上向き傾向。需給は堅調に推移しており今週中には各社の4月契約の販売内容が固まる見通しです。このような状況から市況は強基調で新年度を迎えるものと思われます。