異形棒鋼相場情報 2004年02月27日
| 規格 | サイズ | トン単価(円) |
|---|
| ＳＤ２９５Ａ | Ｄ１０ミリ | ５６，０００ |
| Ｄ１３ミリ | ５４，０００ |
| Ｄ１６〜Ｄ２５ミリ | ５３，０００ |
| Ｄ２９〜Ｄ３２ミリ | ５４，０００ |
| ＳＤ３４５ | Ｄ１９〜Ｄ２５ミリ | ５４，０００ |
| Ｄ２９〜Ｄ３２ミリ | ５５，０００ |
| ＳＤ３９０ | Ｄ１６〜Ｄ２５ミリ | ５７，０００ |
| Ｄ２９〜Ｄ３２ミリ | ５８，０００ |
尚、貴社向価格は問い合わせください。
相場基調
関東地区のベースメーカー朝日工業鰍ﾍ25日に3月契約の棒鋼の販売価格をトン1万円値上げして5万5千円にすると発表しました。また合同製鐵鰍ﾆ東京鉄鋼鰍ﾌ共販会社東京デーバー･スチールも26日に「3月契約分の棒鋼販売を1万円以上引き上げ新販価を5万5千円以上とする」と表明しました。1万円以上の引き上げについて1回にするか、2回に分けて実施するか売り出し日など具体的内容を検討し近く正式に決めるとのこと。ベースメーカー各社は2月契約で3000円上げ4万5000円にしており、当初は3月で5000円上げる予定でしたが、製鋼原料の鉄スクラップ価格などの高騰を受け､ベース各社にとって史上初の1万円値上げに踏み切ります。
朝日工業鰍ﾌ大塚社長は「昨年秋から現在までに鉄スクラップ価格がトン1万円、副資材運賃および減産によるコストアップ分がトン5000円と合計で1万5000円上がったことから今回の大幅値上げを決めた」とのこと。この様な状況から関東地区細物メーカーの値上げ追随は、確実と思われ市況は一気に跳ね上がり一段高が予想されます。